「こりゃぁ、切らなきゃ治んないでしょう。」
「先生、やっぱり切らなきゃダメですかー」
肛門科の診察室で、よく耳にする会話です。

痔核の治療は、古今東西、様々なものが生まれ、現在でも主流になり臨床の場で広く使われているものがある反面、一時期隆盛を誇っても、その後影を潜めてしまったものや、場合によっては多くの後遺症を残し、後の世代の医師に『負の遺産』を残してしまったものまであります。

また、患者さんのニーズも、治癒率を重視するか、痛みのない治療を重視するか、はたまた入院期間や治療費用などの経済的な要素を重視するか、多様化しています。
医師が正しいと思う治療法が、患者さんのニーズと常には合致しないということも、日常の診療で経験するところでもあります。

そんな中、今また新しい痔の治療薬ジオンが発売されました。
今度は、痔核に注射することで脱出する痔核を治療しようとするものです。

このウェブサイトでは、今まで行われてきた治療法について検証し、今後の痔核治療の動向を探ろうとするものです。
できるだけ公平に記載できるように、一般の方でも入手できる医学論文を根拠に述べていきたいと思います。
医学論文を検索して手に入れたい方は方は、
医学中央雑誌http://www.jamas.gr.jp/
から有料で入手できます。

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