◆開発経緯 ◆成分 ◆薬効作用 ◆注射方法 ◆治療成績 ◆合併症 |
【注射方法】 消痔霊の効果を最大に引き出し、その副作用を防止するためには、痔核に対して正確な注射部位に適量の注射を行うことが重要です。 このために肛門内を十分に観察できるように局所麻酔や腰椎麻酔によって肛門括約筋をゆるめ、誤って括約筋内に注射針を刺さないように通常より先端が鈍く加工してある専用の注射針を使います。 注射はそれぞれの痔核に、4ヶ所(痔核上極、粘膜下層、粘膜固有層、歯状線直上)に注射する四歩注射法によって行われます。 ![]() 右前の主痔核最上端に針を刺し、針が粘膜下層深部に達したら3mLを投与する。 それから針を抜く過程で1mLを投与し、同時に左側、右後主痔核最上端に4mLの薬液を注入する。 3ヶ所の総投与量は12mL A第二歩 まず右前の主痔核中心点に針を刺す。 針は、粘膜→粘膜固有層→粘膜筋板→粘膜下層最深部に達する。 針先が筋層に触れると抵抗感を感じるが、筋層に針は刺さない。 ここで針先をやや上にして薬液を内痔核の体積より多めに注射し、第二歩の注射を完了する。 B第三歩 第二歩に続けて、針をゆっくり粘膜固有層まで戻しながら再び第二歩の3分の1の量を注射し、第三歩の注射を完了する。 一般に二歩及び三歩で使われる、右前の主痔核への注射量は4〜5mLである。 同じ方法で左側、右後側の痔核にそれぞれ4〜5mLを注射し、二歩及び三歩で使われる3ヶ所の総投与量は12〜15mLになる。 *副痔核への注射 主痔核の間に副痔核のある場合には、第二歩および第三歩と同じ方法で内痔核の大きさの3分の1から2分の1の量を注射する。 一般に副痔核への注射量は各2〜3mLである。 C第四歩 まず右前の主痔核最下端の歯状線上方1mmに針を刺し、針先が粘膜下層最深部に達してから3〜4mLを注射する。それから針を抜きながら1mL追加する。 同じ方法で左側、右後側の痔核にそれぞれ3〜4mLを注射する。 注射が終わったら指先で注射部位をもみほぐして、薬液を均一に拡散させる。 【医学論文】 史兆岐:III,IV期痔核の治療方針と肛門cushion保護の重要性--消痔霊四歩注射硬化療法の研究背景--.第4回日中大腸肛門病学術交流会.1998 | ||
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